2018年11月5日月曜日

Kyashのレビューをいいかげん 〜LINEPayとの比較を主に〜

こんにちは。2ヶ月経たずのブログ更新。どうも私です。
今回は、まぁタイトル通りとしか言いようがないですがKyash使用開始からそろそろ5ヶ月なのでいい加減レビューしようぜの内容となっております。また、それ以前に使っていたLINEPayカードとの比較も合わせて行っていきます。
↑LINEPayカード。2018年5月31日まで還元率2%を誇った「最強」カードだった。

Kyashを使い始めたのは今年6月。上にも画像を載せたLINEPayカード、これの改悪を受けて一生懸命乗り換え先を探していた我々決済ヲタなどの前に流星のように現れた新たなサービス。正直これも客寄せとしての色彩が強そうですが何はともあれ還元率2%が再びやってきたのですから使わない手はありません。それ以来ずっとメインとして使っております。
ちなみにLINEPayカードの還元はLINEポイントという独自ポイントで、これはLINEPay残高にチャージしたりLINEスタンプなどの購入に使えました。それに対してKyashはシンプルに残高へのキャッシュバックです。

LINEPayカードとの比較
もういきなりやってしまいましょう。その方がレビュー楽やし。
まずLINEPayカードと比較したKyashのメリットから
1、国際ブランドがVISAのため利用可能店舗などが多い
2、還元の計算が50円単位のため、より細かい還元が行われる
3、ポイント二重取りが可能でそれによって還元率がさらにアップ

まず1から。正直言うとKyashは海外では使えない以上、国内でVISAとJCBにそこまで加盟店で差はありません。少なくとも僕は片方だけが使えるお店なんて知りませんし。じゃあなんでメリットに挙げたのか?上で言ったのはあくまでクレジットカード加盟店の話。ネットのサービスでは少々事情が異なります。
↑バーコード決済サービス「楽天Pay」の支払い元クレカ設定画面。JCBは楽天カードしか使えない。

今年に入って一気に台頭した感のある楽天Payなどのバーコード決済サービス。実はあれ、ほとんどのサービスがJCB非対応なんですよね…。お前いじめられてんのか?
一説によればJCBの加盟店手数料が他の国際ブランドに比べて高いからなんだとか。これらのサービスはクレカのポイントに上乗せしてポイントが獲得できたり独自の割引があったりと、お得なシステムになっているので、これらのサービスを利用できるという意味で国際ブランドがVISAであるというのは強みになってきます。これが一つ目のメリット。

続いて2、クレカとかなんでもそうですが例えば還元率1%でも「1000円につき10ポイント」と「100円につき1ポイント」では後者の方がポイントが貯まりやすいのは明らかでしょう。LINEPayカードは「100円につき2ポイント」で2%還元でした。それに対してKyashは「50円につき1円バック」で2%還元。地味にこれは大きいですね。これが二つ目のメリット。
 
そして3、LINEPayカードとKyashは共にプリペイドカードなのでチャージが必要ですが、LINEPayカードは基本的にどのチャージ方法を取っても現金以外ではチャージできない、つまりチャージ時に得することはできないのです(以前はファミマでファミマTカードを使う方法があったそうですがかなり前に出来なくなった模様)。しかし、Kyashは国際ブランドがVISA又はMasterCardのクレジット、デビットカードからチャージができます。つまりチャージ時にもポイントを得られるのです!これはかなり大きい。私はソニー銀行のデビットカードを登録して、0.5%還元率を上乗せしています。トータルでの還元率がLINEPayカードを上回る、これが三つ目のメリット。

続いてはデメリットの発表を。
1、暗証番号を設定できないため、使えない店がある
2、カードフェイスが選べず、かつチープでダサい
3、利用可能金額の制限が非常に厳しい

1が一番大きいですね。そう、このカード、あろうことかカード暗証番号を設定できないのです・・・。Kyash公式はこれに対して「ICチップを搭載できないため暗証番号を設定できない」という全く説明になってない説明をしています。おいおい、LINEPayカードはICチップ無いけど設定出来たぞ・・・。これで一番困るのは暗証番号が無いとカードを使えない箇所。代表的なのはJRの指定席券売機ですね。私はJR東日本管内に住んでいますがつまりえきねっとも使えません・・・。これはかなりデカいです。これが一つ目のデメリット。

2、これはかなり個人差あると思いますが。
↑Kyashのデザインは1種類だけ。まぁチープよ。

LINEPayカードはいくつかの種類からデザインが選べて上にあげたようなシックなのもあります。それに対してKyashは水色基調の1種類のみ。チープだよ。質感もよろしくない。
まぁこれは個人差ありますし、どうでもいい人もいると思いますが。

3、これはキツイよ。KyashはLINEPayカードと異なり、一定の期間に使える金額に制限があるのですがこれが控えめに言って厳しい。24時間で3万円、1ヶ月で12万円、5年で100万円。少なくとも私のような学生ならともかく社会人がメインカードに据えられるレベルではないのはこれ見ていただければ一目瞭然。ちなみに現在はリアルカード発行者のみ24時間限度額が5万円に引き上げられましたが正直「だから?」ってレベル。いくら残高あろうと使える金額に限りがあるのは辛いものがある。これが三つ目のデメリット。

最後に
Kyashの始め方は簡単です。同名のスマホアプリをインストールして設定するだけ。これだけでバーチャルカードと言って、カード番号だけが発行されてネット上などで使えるようになります。実店舗でも使えるようになるリアルカードもアプリから発行できます。手数料等はかからないのでご安心ください。
メリットのとこでも挙げましたが、チャージにクレジット又はデビットカード(共にV/M限定)を登録すればオートチャージされる上、登録したカードのポイントも得られてポイント二重取りになります。これを活用しない手はないと思います。という訳で多分次回、おすすめデビットカードを紹介しますね。







2018年9月12日水曜日

【緊急案件】共通ポイントカードのあり方

唐突なのですが

・・・はい。
8月頃に問題になったdポイント不正利用の件。9月に入ってそれがむしろ拡大しているとのことでとうとうドコモは被害拡大を食い止めるべくdポイントカード3万5000枚(dカード等のポイントカード部分含む)の緊急利用停止に踏み切りました。
私もその利用停止を受けた一人なのですが・・・。なんと登録していたdポイントカードとdカードプリペイドの2枚両方が利用停止を食らってしまい現在ピンチダレカタスケテ-。しかもタチの悪いことにdポイント利用を再開するためには新たにdポイントカードを登録する必要があるとのこと。しかもそれを行うまでdポイントの直接利用(Loppiお試し引換券等含む)だけではなく、バーコード決済であるd払いへのポイント充当、さらにはdカードプリペイドへのポイントチャージもできないとのことで正直詰んでます・・・。

そもそも不正利用って一体どうやったのか。8月以降、ドコモでは不正なログインを防ぐために「二段階認証」の登録を呼びかけております、私も登録していました。しかし、どうもこれはあまり意味をなさなかったようです。
これがdポイント不正利用・盗難被害の手口か?dポイントカード偽造方法の再現で驚きの事実が発覚!(JALマイルとANAマイルがいっぱいあったらいいのに… 18/9/8)
こちらの記事を読んでいただきたいのですが、どうやら不正利用の犯人はもっと単純な方法を使い、dポイント泥棒を働いていたようです。つまり、最近よくあるポイント集約アプリを使ったのではないかと。
物は試しということで実際に入れてみました。
このように、様々なポイントを集約できます。その中には、渦中のdポイントも。
Tカード、Pontaカード、そしてWAONPOINTカードを登録してみました。そしてこの不正利用最大のポイントがこの登録方法。
共通ポイントのポイントカードには大抵十数桁のポイント番号が割り当てられているのですが、なんとその番号さえ入力してしまえばなんの認証もなくポイントカードを使えてしまうのです。恐らくこの特性を利用して犯人は不正利用を働いた、という見立てが既に一部では出ています。なにせポイントカードの現物はコンビニなどに山積みされてますからね。番号について何らかの法則性を掴んでいてもなんら違和感はありませんし何なら片っ端から番号を自動生成していけば使えるポイントカードを引き当てられる・・・なんだこのガバガバセキュリティは、たまげたなぁ。

実はこの数日前、ローソンの公式アプリの利用に必要な「ローソンID」へ不正アクセスを試みた痕跡が確認できた、として全ユーザーを対象にパスワードの一斉リセットがかかりました。ローソン公式アプリはdポイントカード及びPontaカードをスマホ画面で提示できる、いわばこれもポイント集約アプリの一つと言えるかもしれません。幸い、不正アクセスそのものは出来なかったようですし、Pontaカードの方の不正利用も特に表沙汰にはなっていません。しかし、上で試したアプリは会員登録すら必要なく、ポイントカードへアクセスが出来てしまいます。長くなりましたがこのようなアプリのリスクというものをポイント運営事業者、何より開発者は自覚するべきなのではないでしょうか。

以上今回は若干社会派でお送りしました。


  





2018年7月31日火曜日

今後の当ブログの方向性は決まったぞ

はい、年明けるどころか既に2018年半分終わってます()どうも私です。
実は私、年明けた辺りからキャッシュレスについて色々調べ始めていつの間にか立派な決済オタクが出来上がっておりました・・・。事のきっかけは今年5月いっぱいでお亡くなりになった最強の還元率を誇ったLINE Payカードを使い始めたこと。

日々の買い物で面白いようにLINEポイントが貯まっていってそこが原点でした。しかし早くも3月には改悪が発表。結局代替決済方法が見つからないまま6月になってしまいました・・・。
しかしLINE Pay改悪から一週間、その層の回収を狙ってか再び2%還元の決済方法が颯爽とデビューします。それがKyashです。そしてこの程、初回のキャッシュバックが行われました!
といっても実店舗で使えるリアルカードはあまりの人気で2ヶ月近く経った現在も入手できておりません。じゃあどうやって使ったのか?そこで楽天Payですよ(ドヤッ)。簡単に説明すると楽天のバーコード決済でクレジットカード等を登録して使います。クレジットカードのポイントに上乗せで0.5%の楽天ポイントが貰える代物です。そしてVISAかMasterCardを搭載していればKyash等プリペイドカードでも使えます(デビットカードも)。そして今回無事に楽天Pay使用分もキャッシュバックが行われたわけです。

こんな感じで多分今後はキャッシュ決済とかについても書いてくと思います。それではいつになるかわかりませんがまた次のブログで。