↑バーコード決済サービス「楽天Pay」の支払い元クレカ設定画面。JCBは楽天カードしか使えない。
今年に入って一気に台頭した感のある楽天Payなどのバーコード決済サービス。実はあれ、ほとんどのサービスがJCB非対応なんですよね…。お前いじめられてんのか?
一説によればJCBの加盟店手数料が他の国際ブランドに比べて高いからなんだとか。これらのサービスはクレカのポイントに上乗せしてポイントが獲得できたり独自の割引があったりと、お得なシステムになっているので、これらのサービスを利用できるという意味で国際ブランドがVISAであるというのは強みになってきます。これが一つ目のメリット。
続いて2、クレカとかなんでもそうですが例えば還元率1%でも「1000円につき10ポイント」と「100円につき1ポイント」では後者の方がポイントが貯まりやすいのは明らかでしょう。LINEPayカードは「100円につき2ポイント」で2%還元でした。それに対してKyashは「50円につき1円バック」で2%還元。地味にこれは大きいですね。これが二つ目のメリット。
そして3、LINEPayカードとKyashは共にプリペイドカードなのでチャージが必要ですが、LINEPayカードは基本的にどのチャージ方法を取っても現金以外ではチャージできない、つまりチャージ時に得することはできないのです(以前はファミマでファミマTカードを使う方法があったそうですがかなり前に出来なくなった模様)。しかし、Kyashは国際ブランドがVISA又はMasterCardのクレジット、デビットカードからチャージができます。つまりチャージ時にもポイントを得られるのです!これはかなり大きい。私はソニー銀行のデビットカードを登録して、0.5%還元率を上乗せしています。トータルでの還元率がLINEPayカードを上回る、これが三つ目のメリット。
続いてはデメリットの発表を。
1、暗証番号を設定できないため、使えない店がある
2、カードフェイスが選べず、かつチープでダサい
3、利用可能金額の制限が非常に厳しい
1が一番大きいですね。そう、このカード、あろうことかカード暗証番号を設定できないのです・・・。Kyash公式はこれに対して「ICチップを搭載できないため暗証番号を設定できない」という全く説明になってない説明をしています。おいおい、LINEPayカードはICチップ無いけど設定出来たぞ・・・。これで一番困るのは暗証番号が無いとカードを使えない箇所。代表的なのはJRの指定席券売機ですね。私はJR東日本管内に住んでいますがつまりえきねっとも使えません・・・。これはかなりデカいです。これが一つ目のデメリット。
2、これはかなり個人差あると思いますが。