Kindle無印の新型が出るらしいのでこの機会にいい加減消化しとく。
寝る前のブルーライトは避けようね!
特にスマホ普及してから散々言われるようになった言説ですが、寝る前2時間はブルーライト浴びるの避けるべきという話。なんでもブルーライトは脳を活性化、というか昼と認識させてしまうらしく生活リズムが乱れる要因になるんだとか。まぁこんなブログ読んでるヲタク各位におかれましてはそんな言説右耳から入ったそばから左耳から出てることと思いますが、とにかく寝る前スマホは良くないらしいですよ。
E-Ink、新しい画面です
電子インク、なんて表記もされる技術。詳しくはこちらを見ていただくといいかもしれない。液晶を使ったディスプレイとこのE-Inkディスプレイを比較したとき、利点として挙げられるのはまず消費電力の少なさ。理論上、画面表示そのものには電力を消費せず画面更新とバックライト点灯にのみ電力を消費するためかなり省電力で動作するとのこと。
つまり、同じ画面をバックライト無しで 表示し続ける間は一切電力を消費しない |
もう一つの利点はそう、ブルーライトを発しないこと!バックライトに使われるのは照明用(って表現が適切なのかはわからんけど)のLEDなのでブルーライトは一切出ません。これは寝る前云々にとどまらず、非常に目に優しいという利点があります。逆に欠点として挙げられるのが画面更新の遅さ。つまり映像とか見る分には結構不利、というか無理があります。あとそもそもレスポンスも悪くなるし。結果、コスト以上にそういった点があってスマートフォンを始めとした一般的な画面にはほとんど用いられないE-Ink(中華にE-Inkディスプレイスマホとかあったけどどう考えても実用的ではない)。現状用いられるのは大きく分けて2つでしょうか。一つは電子メモパッドと呼ばれるデジタルのメモ帳、というかスタイラス機器。もう一つがKindleや楽天Koboに代表される、電子書籍リーダーですね。
Kindle Paperwhiteレビュー~贅沢品だが、色々なものがちょうどいい
EchoStudioだのFireTVstick4K Maxだの、色々買い散らかした7月のプライムデーですが、実はもう一つ買ったAmazonデバイスがありまして、それが小見出しにもある通りKindle Paperwhiteです。上の写真がそれですね。電子書籍リーダーとしてのKindleには現行3種類4機種ありまして
- 一番安くて解像度も追いついたけどバックライトが少ない無印
- バックライト増えてレスポンスも良いミドルレンジのPaperwhite
- Paperwhiteの容量が8GBから32GBになり更にワイヤレス充電にも対応した上位版、シグニチャーエディション
- 最上位機種で防水と物理式のページ送りボタンを備えるOasis
BOOX NovaAirレビュー~E-Inkの限界を見た意欲作、でもいらない
中華ってホントなんでも作りますよね。これもそんな製品の一つ。なんとこちら、E-InkディスプレイのAndroidタブレットなんです(!!!??)。先述のKindleだの楽天Koboだのは、当たり前ですけど特定の電子書籍プラットフォームに紐ついたハードですのでそのプラットフォーム以外の電子書籍は読めないんですよ。これが不便でね~。しかも大多数の電子書籍プラットフォームはこんなE-Ink端末なんて出してないわけでして、電子書籍リーダーとして一見万能に思えるE-Inkは二重苦に晒されてるわけです。
専用スタイラスペンも付属 |
それを「Android積んでGoogle Play使えるE-Ink端末出せばよくね?」と脳筋な解決方法を示した中国人がいた…のかは知りませんがとにかくGoogle Playからアプリを落とせるE-Ink端末、それがBOOXです。Androidにアプリを出している電子書籍プラットフォームなら当然どこでも使えますし、また電子メモパッドとして使うこともできるなど、様々な可能性を秘めた端末になってますね。大きさなど種類が沢山ありますが今回借りたのは7.8インチとiPad miniなんかと同クラスの大きさのNovaAirという機種。あのサイズ、特に漫画読む時に片ページずつ表示するのがめちゃくちゃいいんですよね。ちなみに借りたというのはそのままの意味でして、レンティオというサービスを今回使って借りました。お値段は2週間で5000円。高い気もしますけど買おうと思うとなんとこの端末、実勢価格が驚異の4 万円オーバー…。ということで検討するために借りたというわけ。まぁ2週間使って得られた感想は見出しの通り。簡単に言うと、E-InkのデメリットというものがAndroidタブレットという汎用的なデバイスに搭載されることで一気に浮き彫りにされる感覚がありました。まず1にも2にもレスポンスの悪さ。電子書籍でページをめくるためスワイプしても反応しないことが頻繁。そして表示の更新も遅いと、デメリットがかなり前面に出てしまってる感じがあります。当然、普通のタブレットのような使途では使えませんので電子書籍読むのが中心になってきますが、そうなってくると途端に4万超という価格が足枷になってくるわけです。電子書籍読むためだけのガジェットに4万かけられるほど酔狂でもなきゃ金持ちでもないので、買わないという結論が導き出されるのは必然でした。コンセプトは面白いけどまだ技術が追いついてない、そんなガジェットでした。ちなみに画面小さいやつはもっと安いので興味ある人は調べてみてね。特定のプラットフォームに紐付けられないってのはやっぱ素晴らしいよ。
P.S.遅筆すぎてまーた新しいKindle出ちゃった
この記事、また2週間以上執筆に時間かかる遅筆ヲタクになってしまってました。これも全部ゼミが悪い。夏休みとは何だったのか。そんなこんなしてたら新種のKindleが出ちゃいましたよ。その名もKindle Scribe。今までの最上位モデルOasisを上回る価格(47980円~)と画面サイズ(10.2インチ)が目を引きますが、最大の特徴はスタイラスペンによる手書き機能。Kindle上で購入した本に手書きの付箋を付けたり、読み込んだPDFに書き込みをしたり、ノート機能も使えるんですってよ。うーんKindleで手書きかぁ~。ぶっちゃけiPadのが良い気はする…けど一応iPadよりは安いのか。E-Inkをメモ帳として使うの、実は全然やったことないので使い勝手とかどうなのかわかんないんですよね。まぁそんなこんなでAmazon新ハードラッシュの中で発表された新種Kindleのお話でした。にしても最近のAmazonハードは面白いね。
・・・ところでこれでMicroUSB端子のままのKindle端末Kindle Oasisだけになりましたけどこの子のモデルチェンジはいつなんですか???
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