なんで連接バス入れたらBRTなんだ。国○交○省は頭丘Peopleなんじゃないのか?(参考)
都バスは大変便利です
東京メトロ有楽町線豊洲駅から東西線東陽町駅を経て半蔵門線住吉駅に至る、江東区をほぼ縦断する計画の地下鉄新線、通称豊住線についての実地調査を実施するために都営バス1日乗車券を購入し乗り回すなどしてきました(一文が長い)。
名前がそのまんま橋 |
この一帯、基本的には住吉駅のさらに北側のJR総武線錦糸町駅をターミナルとしてすだれ状に南にバス路線が走っています。乗ってみたところ、日中であっても立ち客が出ている程度の利用がどの系統でも見られ、旺盛な需要と人口の膨大さを実感できました。地下鉄開業は2030年代半ばを目標に現在事業が進められており、今後の動向にも注目していきたいです。
江東区役所にもお邪魔しました |
ちなみに全員席を外されておりました |
BRTの概念を疑え
BRT・・・Bus Rapid Transit、日本語ではバス高速輸送システムという訳が恐らく一般的でしょうか。日本での代表例は東日本大震災で被災した三陸地方の気仙沼線及び大船渡線、あるいは名古屋市の基幹バス辺りでしょうか。名古屋といえば専用軌道侵入して全線走破した挙げ句まんまと逃げ押せた走り屋が現れたゆとりーとライン、あれなんかも一応BRTの範疇に含まれそうです(運転には無軌条電車運転免許、トロリーバスなどと同種の免許が必要)。要はバス専用のレーンなんかを整備することでバスの定時性を飛躍的に向上させよう、という認識でいいと思います。ただ実はBRTの定義、はっきりと定めたものが存在していないんだそうで…結果として最初のような「連節バス入れればBRT」みたいなのが蔓延っておかしなことになるんだよ!LRTと一緒!あれだって本邦じゃ単なる低床路面電車を指す程度の言葉にしかなってないし(最も、低床車を入れるには停留所施設などへの手入れも不可欠である以上、そこまで原義とのズレがないのが救いか)。そんなおかしなBRTの中の一つがこちら、東京は晴海にありました。
ところで晴海って遠いな? |
東京BRT、鉄道空白地帯である晴海や勝どきの公共交通整備のために築地市場の移転及び環状2号建設と連動して整備されているBRT?ですね。現在はプレ運行(一次)として晴海~勝どき~新橋~虎ノ門ヒルズの間で運行中。その後プレ運行(二次)で豊洲や有明、国際展示場や東京テレポートなどへの延伸が行われ、環状2号線本線のトンネル完成時をもって本格運行開始の予定。まぁまずはこれを見て欲しい。
虹色の専用塗装 |
すごく…バスです。そして停留所はというと…。
今回下車した新橋 |
始発の晴海以外はこのように屋根とか付いた贅沢仕様で通常のバス停とは一線を画…せてるのかなぁ?正直こういうバス停意外とあるよね。とまぁ中々あれ?な部分が多そうな東京BRT。ここまで来るとなんとなく察せると思いますけど、まずこの東京BRTには連節バスが入ってます!そしてバス専用レーンがありません!それも計画すら!あのさぁ・・・。ただ、一応本格運行時にはPTPS、公共車両優先システムと呼ばれるバス接近に合わせて信号を制御するシステムの導入が検討されているとのことで、それが導入されればある程度の高速性、定時性は担保されましょう。しかし、やはり専用レーンがないというのは当然ですが一般道の渋滞に巻き込まれうるということで、定時性確保が困難なケースというのもまた出てくるでしょう。晴海・勝どき地区では現在地下鉄の建設構想も持ち上がっておりますが果たして実現に何年かかるのか…。晴海・勝どき地区の交通改善に留まらず、今後の人口減少社会における公共交通整備のモデルケースになることを期待したいです。あ、でもここらへんタワマン林立で人口増えたから整備されたんだった…。
ちなみに豊住線のバスの話と東京BRTは別日ですよ。
本日の後枠:逆ホームシックに襲われてる
東京から帰りたくない!東京まだいたい!!!・・・そんなこんなでコミケ終了後もしばらく東京滞在しているのですが、絶賛逆ホームシック、つまり自宅に帰りたくない症候群に襲われています。この記事書いてるのが最終泊のとこなのですが・・・もうやだぁ。おうちかえりたくない~…。東京という街は私にとってあまりにも居心地が良すぎる。次辺りその記事書こうかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿